プロレスでバトルロイヤルと並んでオーソドックスな試合形式である「バトルロイヤル」。
今回の記事では、プロレスのバトルロイヤルについてプロレス観戦初心者の方でもわかりやすく解説します。
具体的には、以下の通り
- バトルロイヤルとは
- バトルロイヤルのルール
- バトルロイヤルの見どころ
本記事を読むことで、プロレスの「バトルロイヤル」について基本的なルールから見どころまで幅広く理解することができますよ。

それでは、記事の最後までどうぞ!!
バトルロイヤルとは
バトルロイヤルは、プロレスにおいて複数の選手が同時にリングに上がり、最後の1人が残るまで戦い抜く試合形式です。
この試合形式は、試合展開がスピーディーで予測しづらく、ファンがワクワクするような見どころが多いです。
バトルロイヤルでは、リング上の混戦状態をいかに制し、最終的に勝者となるかが求められ、選手たちの個性や戦略が際立つ試合と言えます。
世界最大のプロレス団体「WWE」のレッスルマニアでは、バトルロイヤルと同様の試合形式である「ロイヤルランブル」が毎度組まれていて、いつもファンを熱狂の渦に巻き込んでいます。
バトルロイヤルのルール
結論から言うと、大きく4つのルールがあります。
具体的には、以下の通り。
- 勝敗
- 試合時間
- 反則
- 参加人数
- 入場順
それでは、詳しく見ていきます。
勝敗
バトルロイヤルの勝敗は、プロレスならではの試合形式と言えします。
勝敗の決め方は、以下の通り。
- フォール(3カウント)
- ギブアップ(タップアウト)
- オーバーザトップロープ
- リングアウト
- 反則
選手は個人で戦うことが基本ですが、時には一時的に同盟を結んで、複数人で選手を攻撃することもあります。
これにより、試合はさらに予測不可能な展開を見せます。
勝者には、タイトルマッチへの挑戦権や特別な賞金が与えられることが多く、選手たちはその権利を巡って激しい争いを繰り広げます。
試合時間
バトルロイヤルの試合時間は、通常の試合形式とは異なり明確に制限されない場合が多いです。
それに伴って、試合時間も通常の試合形式よりも長くなることが多いです。
特に、指定の時間毎に選手が入場してくるケース(ロイヤルランブル)だと、全選手が揃ってから試合が動くことが多いので、その分試合時間も長くなる傾向にあります。
反則
バトルロイヤルでは、基本的なプロレスのルールが適用されます。
具体的には、以下の記事で解説したような行為が反則の対象です。


ただし、この試合形式では混戦が多いため、反則行為が見過ごされることも少なくありません。
さらに、団体によっては特別なルールが設定されることもあります。
例えば、レフェリーの監視をうまくくぐり抜けてパイプ椅子などの凶器攻撃を行うなどです。
この場合は、反則裁定を取るのが難しくなります。
参加人数
バトルロイヤルの参加人数は試合形式や規模によって異なります。
一般的には10人から30人程度がリングに上がることが多いですが、大規模な場合はさらに参加人数が増えることもあります。
参加人数が多いほど混戦状態が激化し、スリリングな試合展開が期待できます。
入場順
選手の入場順は、試合展開に大きな影響を与える重要な要素です。
バトルロイヤルでは、全選手が試合開始と同時にリングに上がり試合が行われます。
一方で、バトルロイヤルとほぼ同じ試合形式の「ロイヤルランブル」と言ったものもあります。
この試合形式ではバトルロイヤルとは異なり、一斉に試合が行われるわけではなく、選手が一定間隔で入場してバトルロイヤル形式で試合が行われます。
そのため、ロイヤルランブルの場合は後半に登場する選手は体力面で有利ですが、最初に登場した選手はリング上での戦略を練る時間が多くなるメリットがあります。
近年は、バトルロイヤルよりもロイヤルランブルでの試合形式を採用するプロレス団体が多い傾向です。
バトルロイヤルの見どころ
バトルロイヤルの最大の見どころは、「複数の選手が入り乱れる中で繰り広げられる戦い」と、「選手同士の戦略的な駆け引き」です。
特に、試合中に形成される一時的な同盟や裏切りは、観客を引き込む重要な要素となります。
また、「普段対戦する機会の少ない選手同士の絡み」や「試合終盤に向かって残った選手たちの熱い攻防」もバトルロイヤルの見どころの1つと言えるでしょう。
まとめ:バトルロイヤルはプロレス観戦の醍醐味
今回の記事では「バトルロイヤルのルールや仕組み」について解説してきました。
バトルロイヤルは多人数がリングで一斉に戦う試合形式で、最後の1人が残るまで戦うのが特徴です。
試合時間や参加人数は大会ごとに異なり、10人から30人が一般的です。
特にロイヤルランブル形式では、選手が時間差で登場し、戦略的な駆け引きが重要です。
バトルロイヤルやロイヤルランブルは、プロレスならではの試合形式と言え、選手たちの個性や戦略、スリリングな展開を楽しむことができます。
それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しいプロレスライフをお送りください。