新日本プロレスの人気レスラーである内藤哲也選手。
試合中に飛び出すスペイン語に、あなたはどんな印象をお持ちでしょうか?
「かっこいいけど、何を言っているか分からない…」
「内藤選手の キャラクター をもっと深く理解したい!」
そんな風に感じているなら、この記事はとても役に立つことでしょう。
内藤選手が操るスペイン語フレーズと、技名の意味を徹底解説します。
この記事を読めば、内藤選手の魅力が倍増し、プロレス観戦がさらに楽しくなること間違いなし。

それでは、記事の最後までどうぞ!!
【フレーズ編】内藤哲也が使用するスペイン語
ここでは、内藤哲也選手がよく使うスペイン語のフレーズを、その意味や使用場面と合わせてご紹介いたします。
トランキーロ
「トランキーロ」(Tranquilo)は、内藤哲也選手の代名詞とも言えるフレーズです。
スペイン語で「落ち着け」「焦るな」という意味を持ちます。
試合中、対戦相手を挑発する際や、自身を鼓舞する際に使用され、彼のクールで計算高いキャラクターを象徴する言葉となっています。
ブエナス・ノーチェス
「ブエナス・ノーチェス」(Buenas noches)は、スペイン語で「こんばんは」という意味の挨拶です。
内藤哲也選手は、試合後のマイクアピールで、観客に向けてこのフレーズを使用します。
丁寧な挨拶でありながらも、どこか余裕を感じさせる言い回しは、内藤選手ならではの風格を漂わせています。
カブロン
「カブロン」(Cabrón)は、スペイン語で「ろくでなし」「悪党」といった、相手を罵倒する際に使われる言葉です。
内藤哲也選手は、主に試合後のマイクパフォーマンスでこのフレーズを吐き捨てることがあります。
挑発的な表情と言葉が相まって、会場を大いに沸かせます。
グラシアス
「グラシアス」(Gracias)は、スペイン語で「ありがとう」という意味の感謝を表す言葉です。
内藤哲也選手は、試合後やファンサービスなどで、観客や関係者に向けて感謝の気持ちを伝える際に使用します。
丁寧な言葉遣いからも、彼の真摯な人柄がうかがえます。
オクパード
「オクパード」(Ocupado)は、スペイン語で「忙しい」という意味です。
内藤哲也選手は、対戦相手からの挑戦表明やインタビューなどに対し、「今は忙しいから後にしてくれ」というニュアンスでこのフレーズを使うことがあります。
常に冷静沈着な彼らしい、余裕のある対応と言えるでしょう。
カンサード
「カンサード」(Cansado)は、スペイン語で「疲れた」という意味の言葉です。
内藤哲也選手は、試合後のマイクアピールなどで、あえて疲れた様子を見せる際にこのフレーズを使うことがあります。
しかし、内藤選手の場合は単なる疲労ではなく、激闘を制した充実感や、更なる高みを目指す意欲の表れとも解釈できます。
パレハ
「パレハ」(Pareja)は、スペイン語で「パートナー」「仲間」という意味です。
主に、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L.I.J)の新規メンバーを紹介する際に、内藤哲也選手はこの言葉を使用します。
ペルドン
「ペルドン」(Perdón)は、スペイン語で「ごめん」「許してくれ」という意味の謝罪を表す言葉です。
内藤哲也選手がこのフレーズを使う場面は多くありませんが、試合中のアクシデントや、自身の行動を弁解する際などに、稀に耳にすることができます。
テンゴアンブレ
「テンゴアンブレ」(Tengo hambre)は、スペイン語で「お腹が空いた」という意味です。
2018年にファンタスティカマニアで内藤選手がポロっとこの言葉を口にしたのみで、そこまで使用頻度は高くないフレーズになります。
ノスオトロス
「ノスオトロス」(Nosotros)は、スペイン語で「私たち」という意味の言葉です。
内藤哲也選手はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L.I.J)のメンバーを指す場合に、このフレーズを使用します。
L.I.Jの連帯感や、ファンとの絆を深める効果があると言えるでしょう。
【技編】内藤哲也が使用するスペイン語
内藤哲也選手は、スペイン語のフレーズだけでなく、スペイン語の単語を技名にも積極的に取り入れています。
ここでは、内藤哲也選手が使用するスペイン語の技名とその意味、技の特徴について解説いたします。
デスティーノ
「デスティーノ」(Destino)は、スペイン語で「運命」「宿命」という意味を持つ、内藤哲也選手のフィニッシュホールドです。
逆上がり式のリバースDDTで、相手の頭部に多大なダメージを与える技です。
高確率で試合の勝敗が決まる技で、まさに試合の結末を象徴するにふさわしいと言えるでしょう。
グロリア
「グロリア」(Gloria)は、スペイン語で「栄光」「名声」という意味を持つ技名です。
リストクラッチ式のサイドバスターで特に身長の高い選手に対して効果的な技といえます。
内藤哲也選手は、この技を主に首へのダメージを与える技として使用します。
相手の首元に強烈な打撃を与えることで、試合の流れを大きく変えるとともに、フィニッシュホールドへの布石としても使います。
バレンティア
「バレンティア」(Valentía)は、スペイン語で「勇気」「勇敢さ」という意味を持つ技名です。
変形ノーザンライトボムで相手の首にダメージを蓄積させる技になります。
グロリアと並んでフィニッシュホールドにつなげる技として使用されることが多いです。
エボルシオン
「エボルシオン」(Evolución)は、スペイン語で「進化」「発展」という意味を持つ技名です。
かつてNO LIMITとして行動を共にしていた高橋裕二郎選手のマイアミシャインと同型の技で、使用頻度としてはそこまで多くない技です。
もし、試合で見ることができれば非常にレアだと認識して問題ないでしょう。
プルマ・ブランカ
「プルマ・ブランカ」(Pluma Blanca)は、スペイン語で「白い羽」という意味を持つ技名です。
形は変形三角締めで以前はフィニッシュ率も高い技でしたが、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L.I.J)立ち上げ後は使用頻度が少なくなりました。
白い羽のように美しさでありながらも、相手を確実に仕留める危険さも兼ね備えています。
ポルボ・デ・エストレージャ
「ポルボ・デ・エストレージャ」(Polvo de estrella)は、スペイン語で「星屑」という意味を持つ技名です。
技の形は以下の通りです。
相手が走り込んできたところを、相手の体をかわして背後に回り込み、相手の片腕をハンマーロックに極め、残った片腕を相手の首の後ろに回して背中からマットに倒れ込んでグラウンドコブラの形で相手の両肩をマットにつけてフォールを奪う。
https://www.pwl-in.com/waza-ho/polvodeestrella.html
大型の選手に対して非常に効果的で、一瞬の隙をついて丸め込んで3カウントを狙う技になります。
なぜ内藤哲也はスペイン語を使用する?
内藤哲也選手がスペイン語を使用する理由は、彼のキャラクターと深く結びついています。
具体的には、ロス・インゴベルナブレス(Los Ingobernables)というユニットに加入したことが、スペイン語を使用する大きなきっかけとなりました。
ロス・インゴベルナブレスはスペイン語圏のユニットであり、その一員として活動する中で、自然とスペイン語が彼のスタイルに溶け込んでいったと考えられます。
さらに、スペイン語を使用することで、内藤哲也選手はほかのレスラーとの差別化を図り、自身のキャラクターをより独特なものにすることに成功しました。
スペイン語は、彼のトレードマークとなり、多くのファンを惹きつける魅力的な要素と言えるでしょう。
まとめ:内藤哲也とスペイン語は切っても切り離せない関係
今回の記事では、「内藤哲也とスペイン語」について解説してきました。
内藤哲也選手とスペイン語は、切っても切れない深い関係にあります。
スペイン語のフレーズや技名は、彼のキャラクター、ファイトスタイル、そしてプロレスラーとしての魅力を形成する上で重要な役割を果たしています。
この記事を通して、内藤哲也選手が使用するスペイン語について深く理解することで、彼の試合観戦がさらに面白くなることでしょう。
会場で、テレビの前で、内藤哲也選手のスペイン語に耳を傾け、彼の世界観を存分に楽しんでください。
そして、あなたも「トランキーロ!」と叫んで、内藤哲也選手と一緒に盛り上がりましょう!
今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しいプロレスライフをお送りください。